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相続の基本

相続の基本
相続について基本的な解説をしました。

相続とは

法律上「人が死亡した時に、その人の財産を、配偶者や子供などの一定の権利を持った人(相続人)が受け継ぐこと」とされています。

相続人とは

一定の財産を引き継ぐ権利を持った人を「相続人」といいます。

被相続人とは

亡くなった人(故人)を「被相続人」といいます。

相続手続の例

相続が発生すると残された相続人は下記に挙げた多くの手続を行わなければなりません。

  • 死亡届の提出
  • 世帯主の変更
  • 健康保険証等の返却
  • 相続人の確定
  • 相続財産の調査
  • 遺産分割協議書の作成
  • 預貯金の払戻手続
  • 自動車の移転手続
  • 株・有価証券の名義変更
  • 不動産の相続登記
  • 死亡保険金の請求
  • 遺族年金の請求 
  • 公共料金の名義変更
  • クレジットカードの解約
相続に驚いた人

相続が発生すると上記のような手続が発生します。自分自身で相続手続をすることも可能ですが、手続がややこしく専門知識が必ず必要となるので、かなりの時間を費やすことが予想されます。

法定相続人とは

相続が発生したときに、相続人になる人を法定相続人といいます。配偶者は常に相続人になります。配偶者と共に相続する者の順位は子、直系尊属(父母)、兄弟姉妹の順番となります。相続において、配偶者や相続順位の高い子は相続分が多くなり、兄弟姉妹に相続されるにつれて相続分は少なくなります。

法定相続分とは

法律上定められた、相続分の原則的な割合のことを法定相続分と言います。

法定相続人の順位

☑常に相続人 配偶者

配偶者は常に相続人になり、各順位の者と共に相続します。

☑第一順位 子(故人の場合は孫、孫が故人の場合はひ孫)

養子も実子と同じ相続分を有します。故人の配偶者がいる場合の相続分は、配偶者が2分の1、子が2分の1となります。子が2人以上いる場合は、子は相続分を等分します。

たとえば、相続人が配偶者と子供2人の場合の法定相続分は、配偶者は2分の1、子供は2分の1を等分した4分の1ずつとなります。

☑第二順位 直系尊属(父母。父母が故人の場合は祖父母)

​子がいない場合は、直系尊属が配偶者と共に相続人となります。養親も実親と同じ相続分を有します。配偶者がいる場合の相続分は、配偶者が3分の2、直系尊属が3分の1となります。

たとえば、相続人が配偶者と故人の父と母の場合の相続分は、配偶者は3分の2、父母は3分の1を等分した6分の1ずつとなります。

☑第三順位 兄弟姉妹(兄弟姉妹が故人の場合は甥、姪)

子も直系尊属もいない場合は、兄弟姉妹が相続人となります。故人の配偶者がいる場合の相続分は、配偶者が4分の3、兄弟姉妹が4分の1となります。また、親の血が半分しか繋がっていない兄弟姉妹の相続分は、全部つながっている兄弟姉妹の半分となります。

たとえば、相続人が配偶者と故人の兄弟2人の場合の相続分は、配偶者は4分の3、兄弟は4分の1を等分した8分の1ずつとなります。

​※法定相続人でも被相続人を殺害したり、虐待したものは相続欠格となり相続人から排除されます。

代襲相続とは

相続人となる者が亡くなって場合や、相続欠格である場合などに相続人の子供や孫、甥や姪、祖母等が代わりに相続することです。代襲相続は全てのケースで認められる訳ではなく、相続人の相続放棄による代襲相続は認められていません。

つまり、相続放棄をした相続人の子供は代襲相続がないということです。

代襲相続の例

第一順位の子供が先に死亡していたときに、その子供の子が変わって相続を受ける

・第二順位の直系尊属(父母等)が先に死亡していた場合に祖母が変わって相続を受ける

・第三順位の兄弟姉妹が先に死亡していた場合に甥・姪が変わって相続を受ける

代襲相続には再代襲相続まで認められています。たとえば、相続人が故人の孫になったケースでその孫がすでに亡くなっていた場合、ひ孫への再代襲相続が認められます。

しかし、例外として再代襲相続は兄弟姉妹が相続人になる場合には認められません

つまり、兄弟姉妹が相続を受けるときにすでに故人となっていた場合、甥や姪が相続しますが、甥や姪が故人となっていた場合には代襲相続は認められないということです。

代襲相続(民法887条)

第887条(子及びその代襲者等の相続権)

被相続人の子は、相続人となる。

被相続人の子が、相続の開始以前に死亡したとき、又は第891条の規定に該当し、若しくは廃除によって、その相続権を失ったときは、その者の子がこれを代襲して相続人となる。ただし、被相続人の直系卑属でない者は、この限りでない。

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