機械工具商として古物商を始めたい方

機械工具商として古物商を始めたい方 その他

機械工具商として古物商を始める際には、特有の注意点がいくつか存在します。古物商許可を取得し、適切な品目を選び、営業所の準備を整え、法律を遵守することは、古物商許可を取得した後、事業を円滑に進めるために不可欠です。

こちらの記事では、機械工具商として古物商を始める際に押さえておくべきポイントを詳しく解説します。これから古物商としての事業を開始しようと考えている方々にとって、有意義な内容を記載することを心がけておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

機械工具商で古物商を始める際の注意点

機械工具商で古物商を始める際の注意点

機械工具商として古物商を始める場合、取扱品目の選択や注意点があります。以下にその詳細をまとめます。

取扱品目の選択

古物商許可を取得する際には、警察署に提出する申請書に取り扱う品目を選択する必要があります。機械工具商の場合、以下の品目に該当することが多いです。

機械工具類に該当する品目

  • 電機類
  • 工作機械
  • 土木機械
  • 化学機械
  • 工具
  • ゲーム機など。

取り扱い区分の選択の注意点

機械工具商で古物商を始める場合、申請で正確な品目を選択することは重要です。もし、古物営業で中古機械や工具を取り扱う場合は、「機械工具類」の品目を選択してください。選択を誤ると最悪の場合には変更を要求されたりする場合があります。

機械工具商以外の項目についても選択することができますが、取り扱う予定のない品目を選択することは避けて機械工具商に付随して必要となる物に留めましょう。もし、後から古物営業で扱う物が増えても変更届により追加することは容易です。

取り扱い区分の選択の注意点2

建設用途に利用する大型の建設機械などは、ナンバープレートが付いている場合は自動車として扱われることが多い一方、付いていない場合は機械工具類として扱われます。詳細は営業所を設置する管轄警察署に確認することが重要です。

機械工具商で古物商許可の申請をする

機械工具商で古物商許可の申請をする

機械工具商で古物商許可を申請する場合には、まずは営業所を管轄する警察署を経由して都道府県の公安委員会に対して申請を行います。申請では、必要な書類を準備し提出することが求められます。さらに、機械工具商の場合には取り扱う物が大きいことが予想されますので、警察署によっては、どのような機械工具を取り扱うのかを詳細に聞かれ、保管スペースなどが細かく確認されることがあります。

古物商許可の申請

古物商許可の申請には、申請費用として19,000円がかかります。さらに、申請を行政書士等に依頼する場合にはこれら以外にも費用がかかります。申請時には、申請書、添付書類及び訂正用の印鑑が要求されますので、事前準備をして出向きましょう。申請の流れは次のとおりです。

古物商許可申請の流れ

古物商許可申請の手続の流れを以下に詳しく説明します。

1. 事前確認
古物商の申請にあたっては、まず申請者が個人または法人として申請するかを決定し、欠格事由に該当しないことを確認します。次に、取り扱う古物の品目(13品目)を決定し、申請する警察署を確認します。また、営業所として使用できる場所かどうかも確認することが重要です。

2. 警察署に事前相談
警察署に事前相談をすることで、スムーズに申請手続きを進めることができます。

3. 必要書類の作成と収集
申請に必要な書類を集めます。個人申請の主な書類は次のとおりです。法人申請の場合には追加書類として登記簿謄本や定款が必要となります。さらに、インターネットを使用する場合には疎明書類も必要となります。

  • 申請書(4枚程)
  • 住民票(本籍地入り、マイナンバーなし)
  • 身分証明書(後見と破産の2項目入り)
  • 略歴書
  • 誓約書

4. 警察署に申請
申請をする前に警察署に事前連絡をして、申請時に質問があった場合の想定問答を考えておきます。申請書類を確認してもらい、問題がなければ申請手数料「19,000円」を納付します。

5.警察署による審査
古物商許可申請後、約40日間の審査があります。審査に問題がなければ警察署から許可証交付について連絡があるので、警察署で許可証の交付を受けます。交付時には本人確認書類としてマイナンバーカード等を持参します。

以上が古物商許可申請の基本的な流れです。詳細については、地域の警察署や専門の行政書士に相談することをお勧めします。

機械工具商の古物商許可申請はお任せください

機械工具商の古物商許可申請はお任せください

機械工具商として古物商を始める際には、品目の選択、営業所の準備、申請手続き、法律の確認など多岐にわたる注意点があります。これらの手続きや注意点を遵守することで、スムーズに古物商許可を取得し、事業を開始することができます。許可申請は、行政書士に依頼することも可能で、当事務所でも対応しております。以下のようなお悩みがありましたら、ぜひご相談ください。

  • 機械工具商として古物商を始めたい
  • 取り扱う物が機械工具商に該当するか不明
  • 行う予定の営業で古物商許可が必要か不明
  • 平日に時間が取れず、古物商許可を取得できない
  • 古物商許可の取得が面倒

当事務所は大阪市に営業所を構えておりますので、大阪府や兵庫県、奈良県、京都府など周辺の県での申請代行もお任せいただけます。遠方の方も、申請書の作成や取得についてご依頼いただけますので、お気軽にご相談ください。これまでに北海道、東京都、広島県などからも古物商許可の書類作成や取得のご依頼をいただいた実績があります。

ご依頼後の流れ

1.ご連絡
まずは、次のお問い合わせフォーム又はお電話等でお申込みください。お申込みの時点では、古物商許可を取得するために必要な「取り扱いの品目、欠格事由が無いか」等をお伺いさせていただきます。その際に、機械工具商として古物商をされたい旨をお伝えください。行政書士は、依頼を受けた業務や内容について守秘義務が課されていますので、安心してご相談いただくことができます。

お問い合わせフォーム→こちら
Tel:050-3173-4720

2.お見積書とご契約
前記1によりお伺いした内容を元に、お見積書と契約書を作成させていただきます。内容にご了承いただけた場合には、契約とお振込みをいただきます。お振込みは、契約後5日以内の事前払い(申請費用19,000円を含む。)とさせていただいておりますので、ご了承ください。

3.委任状等の郵送
古物商許可申請をする際に提出する、委任状や必要書類を取得する委任状等の書類を郵送しますので、返送用封筒によってご返送いただきます。

4.古物商許可申請
以降の手続は、先述した「古物商許可申請の流れ」と同じように進めさせていただきます。なお、許可が下りた後の許可証の交付は申請者本人様に取得いただかなければいけませんので、ご了承ください。

料金

こちらの料金は、大阪府又はその周辺府県の申請の料金の目安でございます。申請書作成のみのご依頼は「30,000円~」対応させていただいております。

古物商許可(個人) 古物商許可(法人)

古物商許可(個人新規)の代行料金でございます。料金には以下の業務が含まれております。

・古物物商に関するご相談(無料)
・申請書の作成
・住民票、身分証明書の取得
・管轄警察署での打ち合わせ
・古物商許可の代理申請

古物商許可(個人新規)の代行料金でございます。料金には以下の業務が含まれております。

・古物商に関するご相談(無料)
・申請書の作成
・登記簿謄本の取得
・定款の原本証明説明等
・住民票、身分証明書の取得(2名まで)
・管轄警察署での打ち合わせ
・古物商許可の代理申請

40,000円(税込) 50,000円(税込)

※)上記の料金に加えて警察署の手数料「19,000円」がかかります。
※)法人申請で役員が複数名いる場合は、添付書類の手数料として1名あたり「5,000円」をいただきます。ただし、法人申請は役員2名分の添付書類取得料金が含まれております。
※)大阪府以外は、申請の場所によって一部料金が異なる場合がありますので、ご了承ください。

お客様の声

現在(令和6年6月)時点で、他のウェブサイトやGoogleなどを含めて、計150件以上の口コミをいただいており、総合的な評価は「4.9/5」と高く評価されています。このため、当事務所が提供するサービスは自信を持ってご提供しています。

古物商許可申請をご依頼いただいたお客様からの声

機械工具商として古物商を始めたい方ーまとめ

最後までご覧いただきありがとうございました。こちらの記事では、機械工具商として古物商を始める方に向けて、申請時の注意点や申請の流れ等について下記の内容を詳しく記載させていただきました。

1.機械工具商で古物商を始める際の注意点
 ⑴取扱品目の選択
 ⑵取り扱い区分の選択の注意点
 ⑶取り扱い区分の選択の注意点2
2.機械工具商で古物商許可の申請をする
 ⑴古物商許可の申請
 ⑵古物商許可申請の流れ
3.機械工具商の古物商許可申請はお任せください
 ⑴ご依頼後の流れ
 ⑵料金
 ⑶お客様の声

 

 

この記事を書いた人

【自己紹介】
事務所名称:大倉行政書士事務所
公式サイト:https://okura-lawjimusho.com
所在地:大阪市鶴見区鶴見3丁目5番19号‐702号室
保有資格:行政書士、宅地建物取引士

【専門サービス・強み】
経験:当事務所は民事法務を専門としておりますが、これまでに数百件もの古物商許可申請に対応しており、大阪市を中心に、兵庫県、奈良県、京都府での申請経験があります。
評価:ネットの総口コミ数は現在150件を超えており4.9/5と高い評価をいただいていることも当事務所の強みです。