2024.01.17
離婚等の公正証書を大阪で作成【対応事例】
当事務所は、専門業務を民事法務に絞っているため、協議離婚による離婚協議書や離婚給付契約公正証書の作成をサポートさせていただくことが多いです。こちらの記事では、当事務所がこれまでに扱った離婚協議書や離婚などによる公正証書(大阪府内)を紹介し、その際に当事務所が実施した内容を記載しております。なお、離婚協議書や公正証書に記載する内容はお二人で話し合われた内容を元に条文化しておりますので、一般的な記載事項を除き、当事者に対し、具体的な条項記載の提案などはしておりません。
以下では奥様を「妻」、ご主人様を「夫」と表記しております。
ケース1 離婚協議書(大阪府大阪市にお住まいの方)
(主な記載内容)
- 離婚の合意
- 財産分与
- 年金分割
- 誓約事項 等
本件では、夫から妻に対する金100万円の分与がありましたが、夫がギャンブル依存の傾向にあり、妻が夫の預金口座を管理している状況でした。また、財産分与による支払いも夫から妻へ振込手続きを委託して行うとの内容でしたので、妻が財産分与により金員を受領しない可能性が低く、離婚協議書として作成するサポートをさせていただきました。
その他に、夫は過去に妻や妻の親族から金員を借りていた事情もあったので、離婚後は、「妻や子供達にお金を借りない」という誓約事項も記載させていただきました。
ケース2 離婚給付等契約公正証書(大阪府河内長野市にお住まいの方)
(主な記載内容)
- 離婚の合意
- 財産分与
- 年金分割 等
本件は、財産分与として住宅ローン付の夫名義のマンションを売却せずに、離婚後も夫がローンを支払い続け、マンションには妻とその子供が住み続けるという内容を記載したいというご相談でした。この内容を公正証書にするためには、金銭的な支払が生じないと公正証書として作成するメリットがありませんので、夫が妻にローンを毎月支払い、妻が夫に代わって住宅ローンの返済をする内容を記載させていただきました。妻が、住宅ローンを支払う場合には第三者弁済となりますので債務者(夫)の合意があれば可能です。
ケース3 養育費給付等契約公正証書(大阪府堺市にお住まいの方)
(主な記載内容)
- 養育費
- 慰謝料 等
本件は離婚による給付等の契約ではなく、婚姻破棄による慰謝料や認知した子供の養育費の支払いに関する契約でした。このようなケースでは、夫が認知の手続に協力しないなど当事者間で争いに発展する可能性が高いですが、今回は、債務者が認知の手続や公正証書の話し合いに積極的に応じていただいていたようですので、お二人の合意内容をお伺いし、スムーズに公正証書を作成することができました。
離婚などの公正証書を大阪で作成される方はお任せください
当事務所では、離婚協議書や離婚公正証書の作成をこれまでに多く取り扱ってきました。ご夫婦で合意されている場合は、行政書士が離婚協議書や公正証書の作成をサポートさせていただくことができますのでお気軽にお申し付けください。
料金表
サービス内容 | 費用 | 概要 |
離婚協議書や夫婦間合意契約書の作成 | 30,000円 | 私文書の作成をサポートします。 |
離婚給付や養育費の公正証書の作成 | 60,000円~ | 公正証書の作成をサポート致します。ご依頼いただく範囲によって追加料金「+15,000円」が発生する場合があります。 |
お客様の声
お客様の声の一部です。詳細はこちらからご確認いただけます。
離婚公正証書を公証役場に行かず大阪で作成したい方
公正証書を大阪府内で作成をご検討でしたら、ご夫婦いずれかの代理人として公正証書に署名と捺印をさせていただくことができます。以下の理由により、ご夫婦で公証役場に行けない場合には、ご相談ください。
- 平日は仕事の都合上、公証役場に行けない
- 既に別居しており、妻(又は夫)が他府県にいる
代理による調印は、委任者の印鑑登録証明書や実印を押印した委任状が必要となります。印鑑登録を終えていない場合には、速やかに行っていただく必要があります。
最後までご覧いただきありがとうございました。