2022.07.09
au契約者の死亡による解約
携帯の契約者が、死亡した場合、相続人が解約せずに一定期間ほっておくと、その携帯の使用していない期間も相続人は使用料金を支払わなくてはいけません。
そのため、相続人は基本的に携帯ショップに来店して解約の手続を行うこととなります。契約者が死亡した場合、携帯の解約のほかに、承継手続という亡くなった方の携帯をそのまま使用する手続も行うことができますが、ほとんどのご家庭では解約手続を行います。
また、契約者死亡の場合の携帯の解約は、亡くなった方の古い友人などから死亡後1~2か月間はかかってくる場合があるので、解約を行う時期は亡くなってから2か月以降が望ましいとされています。
auの解約手続について
◆場所
全国のauショップ/auStyle
◆手数料
手数料はかかりません。
◆必要書類
- au電話機本体
- 来店される方のご印鑑(ゴム印不可)
- 来店される方のご本人さま確認書類(運転免許証、パスポート等)
- 契約者ご本人さまがご逝去されたことを確認できる書類
⑴戸籍謄本・抄本(除籍の記載のあるもの)
⑵住民票(除票)
⑶死亡診断書 等
◆手続の流れ
1.auの契約者が亡くなったことを、auに連絡し、最寄りのショップを予約。
2.上記で記載した必要物を持参し、auショップにいきます。
3.ショップにて必要情報の記入等を行います。
4.後日、分割の請求などがあれば、それを支払って手続は終わりです。
auの契約者死亡による解約手続の代理
auの契約者の死亡による解約は、利用規約によると、代理人による解約手続を行うことはできますが、代理人は以下の者に限られているため、一般的に依頼を受けた行政書士や弁護士等は代理で行うことができないと考えられます。
- 親権者
- 未成年後見人
- 成年後見人
- 契約者の家族
- 施設関係者
なお、これらの者が代理で解約を行う場合には以下の物が必要です。
◆必要書類
- 契約者の本人確認書類(コピー可)例.運転免許証、パスポート等
- 解約するスマートフォン・携帯電話本体
- 代理人の本人確認書類(以下の者は該当証明書も必要です。)
1.パートナーシップ関係:証明できる公的な証明書
2.成年後見人:成年(法定/任意)後見人を証明する登記事項証明書
3.施設関係者:施設職員と確認できる証明書
4.代理人の誓約書(ショップで記入)
まとめ
auの契約者の死亡による解約には携帯本体や亡くなった方の死亡が確認できる書類等が必要です。また、先述致しましたが、代理人による申請もできますが、行政書士等の専門職が代理で行うことは出来ないと考えられています。
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